Blender 2.46リリース予定リストの部分的翻訳まがいなもの。

Blender 2.46がBCon3になっているけど、まだ邦訳によるリリース予定リストが出ていないようなので、興味の向いた項目について、サワリ程度だけ翻訳してみました。
当然、実リリースノートは全然別の文章になるかもしれませんのでヘボい読み物程度にご参照ください。

元文書:http://blender.jp/modules/news/article.php?storyid=2025

※以下、ゴミ翻訳ですので眉に唾つけてお読み下さい。

【image browser】
http://wiki.blender.org/index.php/Release_Notes/Notes246/Image_Browser
新しいImage Browserの最初のコミットです。
変更点のサマリ
・UIアイコンが新しいiconsカテゴリの汎用プレビューイメージを考慮するようになりました?
・SpaceImaSelタイプのスペースが完全に書き直され、テーマ設定に内包されました。
・SDNAタイプのプレビューイメージは、プレビューイメージ構造体を最初のプレビュー時に.blendファイルに含めます。読み込みコードは外部ライブラリからリンクされた時に追加されます?
・イメージ/ムービーファイルの読み込み時にコーデックやその他を提供します。
 現在のフレームは途中までムービーを表示します?
・fileselについてのリファクタリングは、ディレクトリへのハンドリングについて完了しましたが、まだfilelist構造体へのリファクタが必要です。
・ユーザ設定は追加されたプレビューを保存します?

雑多な変更やリファクタリング、小さい実装やフィックスはSVNトランクに独立できるようになりました。
詳細は下記からどうぞ。
http://wiki.blender.org/index.php/User:Elubie/PreviewImageBrowser

・フィルタリング機能とボタンが追加されました。
 現在、一番左のボタンでフィルタリングできます。
ワイルドカード".*"が有効な場合、ボタンはファイルタイプと表示項目が決定されるまで休んでます)
・修正点:"Load Library"時、ディレクトリにuntitled.blendが含まれて云々
(以下略)

【AA0 - 近似アンビエントオクルージョン】
http://www.blender.org/development/current-projects/changes-since-245/approximate-ambient-occlusion/
既存のレイトレースベースレンダリングに、新しく近似アンビエントオクルージョン(以下AAO)が追加されました。
このメソッドはアニメーション用途を想定しています。本質的に全フレームに渡りノイズフリー/フリッカーフリーです。
全てのシーンに適しているという訳ではなく、より良い結果を得るためのものでもありませんが、とても高速です。
このメソッドは二枚のフェイルの間での大量のオクルージョンを同じ方向から選択された点がなんとかです?
(略)

シーケンサー改良】
http://www.blender.org/development/current-projects/changes-since-245/sequencer-changes/

[Strip blend modes]
GIMPフォトショップっぽくストリップのブレンドを使えます。
・グローバルな透明度が変更できるようになりました。
・エフェクトはIPOでコントロールできます。
(略)

[GUI更新]
・ストリップ編集エリアがクリーンアップされ、沢山のストリップを早く、簡単に編集できるようになりました。
・Nキーダイアログは撤去され、レンダーボタンコンテキストのサブコンテキスト「Sequenceボタン」内の四つのタブでコントロールできるようになりました。
(略)

[新しい、矛盾のないインプット・フィルタ]
・全インプットストリップ(movie/images/scene)はポストプロセスのために使われます。やっとストリップ種別による矛盾が解消されました。
例えばcrop追加したときにオリジナルの解像度を保ちたいとき、blenderは常にレンダリング解像度に入力解像度を合わせます?)

[カラー・コレクション三種]
三種のカラーコレクタが追加されました?ガンマシーケンサプラグインとかなんとか。

[プロクシのサポート]
inputに対して代理表示としてディスクプレビュー・プロクシが実装されました。もうフレーム移動の度に全部レンダリングしなくて済みます(この辺既に翻訳じゃねえ)。
遅いマシンのために、ストリップに対して低いレゾリューションによるJPEGファイル群で構成されるディレクトリを生成します。書き込みディレクトリはストリップごとに設定できます。
最終的なレンダリング時には全てをフル解像度でレンダリングします。
全てがプロクシーでできます! プロクシの結果表示を、あなたのエフェクト・パイプラインの中で上手く中間表示したいだけ? 無問題! ただ一つ忘れないでほしいのは、ブレンダーはプロクシのディレクトリを推察したり分別したりはできません。

[プレビューアップデート]
・Tボタンでゼブラビューとかなんやら判らん略

[最適化]
FFMPEGは最新バージョンおよび、カラーコンバージョンルーチンがlibswscalerを使ってアップデートされました。MMX/ALTIVECに最適化されます。
スレッドレンダリングもキャッシュ・プリフェッチを実装して、デュアルコアシステムではよりスムースに事が進みます(クアッドコアはよくわからん)

[本当のNTCS]
いままで30/1.001フレームで近似してたのが24/1.001になったとかなんとか?

【新パーティクルシステム】

Janne Karhuによって、パーティクルシステムが完全に書き直されました。1ダースもの新機能があります。
・エミッタ、ヘアー、リアクターのパーティクルタイプ
・Newtonian、Keyed、Boids物理演算
・様々な表示タイプおよびレンダリングタイプ
・ヘアー編集。串、増毛、カッティング……
・補完された子パーティクル
・爆発モディファイア
・Harmonic, Magnetic, multiple falloff フィールドタイプ
・頂点グループとテクスチャーによる様々なプロパティコントロール
ドキュメントはまだまだ少ないですが、下記URLで書き直しが進められています。
http://wiki.blender.org/index.php/BlenderDev/Particles_Rewrite_Doc
http://wiki.blender.org/index.php/BlenderDev/Particles_Rewrite

(略)
プレビューレンダーは動きません。クリッピング、ztransp、solidもおかしい。Strandsはレイトレースじゃないです?


ここまで。
俺が出しゃばらなかった残りの項目としては、
・スキニングの改良
レンダリング機能の改良(Zmask、FSAA、シェーディングのCubic補間)
・Mesh Deform モディファイア
・IKの改良(Poleターゲット)
・Glossy 反射と屈折
・レイトレースソフトシャドウ
・QMC サンプリング
・アニメーション機能(マルチモディファイア、Weight表示のカスタマイズ)
・Render Baking の改良
・Constraint の改良
・Armature の描画の改良
・UV 編集の改良
・Pose ライブラリ

などがあります。訳すかどうか不明。
詳しくは下記をblender.jp本家をご参照ください。
http://blender.jp/modules/news/article.php?storyid=2025


翻訳していたらテストレンダリングが出来上がっていたので晒してみる。
漫画の背景に使おうと、学校机と椅子をモデリングして並べてみた。blender 2.45/MacBook2GHz

実際にはコミックスタジオの2DLTで読ませるつもり。マテリアル設定は手抜きもいいところ——というかマテリアル設定苦手です。