Luxでポストエフェクトできる内容を考える。
Lux Renderは光学的にレンダリングした情報を、物理的な値として保存して計算し続ける。
なので、実際の画像ファイルに落とし込むには、ポストエフェクトでトーンマップする必要がある。
Blender Exporter上のRenderタブでの設定は、とりあえず得たいファイル形式のみ決定するのが良い。
他の設定は、レンダリング中でもレンダリング終了後でもいくらでも変更できる。
- ライトグループごとの設定
- トーンマッピング
- トーンの広がり方を調整できる。焼き付け具合を調整したい時は、ここの「Burn」値を動かす。
- トーンマッピング手法をLinearやConstantにしても面白い調整が可能。MaxWhiteはもっとも明るい点をMAXとして調整するのかな?
- レンズエフェクト
- Colorspace
- カラースペース調整がwhitepoint/RGBで選べる。色温度などもPresetから選べる。
- Gamma
- ガンマ値の調整。
- HDR Histogram
- これはポストエフェクトではなく、RGB値がどれくらいかを示すビューア。
- トーンマッピングの状況をグラフで俯瞰する時の目安になります。
- Noise Reduction
- ノイズを抑えるためのポストエフェクトです。無闇にリダクションしてものっぺりした絵になってしまいますが、調整次第では納得行く画質が格段に早く得られます。
- GreyCStoration、Chiuの二種類のノイズリダクションが可能です。後者は設定がシンプルですが、単にぼかしてるだけのように見えなくもないw
- 前者は名前でぐぐると、Gimpにもプラグインとして実装されているノイズ除去プログラムのようですね(※単体バイナリもある)。
- 重いなりに信頼されているメソッドみたい。
- http://wiki.livedoor.jp/niloufar/d/GREYCstoration
- Iteration16、Fast approximationをオフに設定するとPCがしばらく応答しなかった。要注意。